2017/09/20

第9話 3shapeのパンフレットにない言語








前回3shapeのホームページを見るとよく見かけた製品説明のPDFファイルのダウンロード。

例えばCADデザインのソフトウェアとスキャナーのパンフレットのダウンロードの部分を見ると、

各国の言語でのパンフレットが揃えられています。





画像引用元:3shape
https://www.3shape.com/

English:英語

German:ドイツ語

Polish:ポーランド語

Spanish:スペイン語

French:フランス語

Italian:イタリア語

Portuguese:ポルトガル語

Russian:ロシア語

Greek:ギリシャ語

Korean:韓国語

Chinese:中国語


日本語がありません!?


第7話で書いたプランメカのホームページにも、翻訳の部分には日本語はありませんでした。
http://dentdigital.blogspot.jp/2017/09/7planmeca-romexis.html


基本的に歯科以外でも日本語訳のある海外のサイトと言うのは少ないですが、日本の歯科とくに歯医者さんは10万人もいながらもマーケットとみなされていないくらい、デジタルの普及が遅れているのではないでしょうか?

何とも悲しい事ですが、日本ではやはり全体的に安価な保険診療がメインでこういったデジタル歯科治療の機器やソフトウェアを導入するには、高額すぎてリスクが大きすぎるという事があります。

さらに、口腔内スキャナーを用いた印象での補綴物の作製は日本の保険では認められていないので、どうしても導入が遅れてしまっているのが現状です。

また、第1話でも書いたように日本の技工士さんの平均的にレベルの高い技術に、我々歯科医師が頼り過ぎているためというのもあります。
http://dentdigital.blogspot.jp/2017/09/1.html


デジタルテクノロジーは日進月歩。

どんどん高精度のものになって来ていますし、あらゆる治療に適応できるようになって来ています。

また、歯科技工士不足から来る補綴物作製困難な状況を作り出さないためにも、デジタルテクノロジーの導入は必須であると考えています。


第10話へ続く

第10話 dental wings デンタルウィングスによるBiteSplintのデジタル作製方法













0 件のコメント:

コメントを投稿